犯罪インフラ

神奈川県警の組織犯罪対策本部による「犯罪インフラ撲滅対策について」の研修を受けました。で、当然、「犯罪インフラ」って何なの? から始まるわけですが、簡単に言ってしまうと「犯罪をする時に犯人の特定を避けるために偽装した身分や道具」のことのようです。まだ、よくわからないと思いますが、例をあげると

  • 偽装されたもの
    • 持ち主を偽装した携帯電話、偽造運転免許、偽造パスポート、偽装闇サイト、偽装銀行口座、偽装薬物など
  • 偽装された身分
    • 偽装結婚、偽装認知、偽装縁組、偽装給付金受給資格者など
  • 偽装ではないが犯罪に使われやすいもの
    • 空き部屋、空き家など

だそうで、何もなければ、ほとんどの人は見過ごしてしまうことだらけですが、IT化により、このような偽装等が増え、犯罪を引き起こしやすい環境になっているのだそうです。警察には、このような「犯罪インフラ」をなくすために特別な窓口があるので、何か気づいた人は、ココ(↓)に連絡してくださいね。転ばぬ先の杖ですね。

犯罪インフラ対策ホットライン:045−681−1274

そういえば、数日前に事務所に新しく固定電話をつけたら、留守中に警察から電話がきて「振込詐欺に気をつけてください!」というメッセージが留守録されていたけど、これも犯罪インフラ対策のひとつだったのですね。さすが、神奈川県警。

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